こんにちは!株式会社ハシモトです。
弊社は愛知県名古屋市港区を拠点に、全国各地で橋梁塗装や循環式ハイブリッドブラストシステム工法などの塗装工事を手掛けています。
今回は、橋梁塗装の中でも重要な工程の一つである「添接部塗装」について、なぜ塗装が必要なのか、どのようなタイミングで施工するのかをご紹介します。
橋梁塗装の仕事に興味がある方にも、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
添接部塗装が必要な理由と施工するタイミング

添接部とは、橋梁を構成する部材同士を高力ボルトなどによって接合している部分を指します。
橋梁を長期にわたって使用するためには、こうした接合部を含めて適切な防食対策を施すことが重要です。
特に鋼製の橋梁では、塗膜の劣化や水分などの影響によって腐食が発生する可能性があるため、添接部についても状態に応じた塗装や維持管理が求められます。
添接部を塗装する目的
添接部の塗装には、鋼材の表面を塗膜で保護し、腐食の進行を抑えるという役割があります。
橋梁では、部材の接合部分も含めて防食性能を維持することが重要です。
ただし、高力ボルト摩擦接合では、接合面の摩擦状態が重要となるため、塗装の仕様は接合方式や設計、適用される基準などを踏まえて決定する必要があります。
そのため、添接部の塗装では、単純に塗料を塗るのではなく、施工箇所や接合方法に適した仕様で作業することが大切です。
添接部を塗装するタイミング
添接部の塗装は、橋梁の新設時だけでなく、既設橋梁の塗り替え工事などでも行われます。
新設工事では、工場での塗装と現場での施工を組み合わせる場合があり、使用する塗料や塗装工程は設計仕様などに基づいて決定されます。
既設橋梁の塗り替えでは、既存の塗膜や鋼材の状態を確認し、必要に応じて旧塗膜を除去したうえで、新たな防食塗装を施工します。
実際の施工方法や使用する塗料は、橋梁の構造や既存塗膜、腐食状況、発注仕様などによって異なるため、現場の条件を確認したうえで適切な施工を行うことが重要です。
添接部塗装の点検とメンテナンス
橋梁の添接部を良好な状態に保つためには、塗膜や鋼材の状態を定期的に確認することが重要です。
点検では、橋梁の状況に応じて次のような項目を確認します。
●塗膜の剥がれや膨れ、劣化の有無
●高力ボルトや接合部周辺の異常の有無
●錆や腐食の発生状況
こうした点検によって劣化状況を把握し、必要な補修や塗り替えなどの維持管理につなげます。
塗膜の劣化が確認された場合には、劣化の程度や既存塗膜の状態などを踏まえて補修方法を検討します。
腐食が確認された場合も、発生箇所や進行状況を確認したうえで、適切な防食対策を行うことが大切です。
なお、高力ボルトの緩みなど、接合部そのものに関わる異常については、橋梁の管理者や専門技術者による適切な点検・対応が必要です。
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